何故、私はジャニオタになったのか。
ジャニヲタになった経緯
私は2013年年末、突然KAT-TUNに落ちた。
DVDを買いあさり、CDを買い、TVはほぼ録画している。雑誌はキリがないので、好きなもの以外は買ってないが。
そこから紆余曲折あって、V6にもはまっている。レコーダーの容量がやばいので、追加で外付けの2TB買った。
この話を地元の友人などにするとまず驚かれる。
「お前がジャニヲタになったなんて!」
と。
私もそう思う。だって元々好きだったのはB’zやTMNだったし。B’zに関しては自他共に認める熱狂的ファンだ。
B’zが主題歌という理由だけでときメモGSを買うくらい。なんだったらPS2も一緒に買ったくらい。とりあえず今度の龍が如くも買う。
しかし親友だけは違った。
「熱狂的になったのは驚きだけど、元々素質があったからね」
と言ったのだ。
自分でもはて?と思った。この親友はとにかく付き合いが長い。なぜなら親同士が友達だったからだ。その親友が言うのだ、私には元々素質があったのだろう。でも周りの友人が言うように私は自分自身突然ジャニヲタになったと思っている。
そこで自分のジャニヲタの経緯を考えてみた。
私はKinkiがど真ん中の世代になる。実家に帰ったら硝子の少年からフラワーまでのCDがあった。びっくりした。
人間・失格も観たし、若葉のころも観たし、ぼくらの勇気 未満都市も観て泣いたことも覚えている。ユーリが死ぬとこ号泣したのは未だに覚えている。
Kinkiはどちらかというと光一くんが好きだった。でも今思い返すと剛くんのドラマばっかり観てた。堂本兄弟もLOVELOVEも観てた。シノラーにはならなかったけど。
完全にKinki好きの人間だった。でも周りもそんなもんだったので、とくに気にしてもなかった。
そのとき、当たり前のようにJ-FRIENDSにはまった。シングル・アルバム両方持ってる。
今思えば
完全なジャニヲタである。
ただ、私にはそのときライブに行くという考えがなかった。当時は小学生~中学生くらいの年齢でライブに行くという考えがなかったのだ。
とくに両親とも音楽のライブに行くという考えがそもそもないので、ライブという言葉が家で出てくることはあまりなかった。とはいえ、Kinkiのライブビデオがあったので、多分私は「ビデオで出るからいい」と思っていたのだと思う。チケット代、そうそう払える金額じゃないしね。
その後、中学生になりB’zにはまる。J-FRIENDSのNext 100 Yearsが稲葉さんの歌詞だと思いだして、狂喜乱舞した覚えがある。なにこれ超俺得じゃんってなった。
このとき、私は同時に今でいう腐女子になった。完全にオタクの道に突っ走った。でも表だって言えないので、友人とこそこそ語り合うくらいだった。あと、隠れて本屋いってアンソロとか買ってた。今でも腐った思考は表だっていうのもじゃないと思っている。昨今の風潮はあまり好きじゃない。
このとき、完全に比重がB’z>>>>>>ジャニーズになった。とはいえ、学校へ行こう!とかUSOジャパンとか超観てた。伊東家の食卓→学校へ行こうの流れとか当たり前だった。
ただこのとき、ジャニーズだから観てるというよりは面白かったから観てた。だから名前とか全然覚えてない。wikiみてへー!!ってなることばっかりだった。そもそもTOKIOが出ていたこともwikiで知った。あと、タキツバが偉い立ち位置だったのもwikiでだ。観てたか怪しくなるくらいに全然名前を覚えていなかった。
そして高校生になり、私はある友人と出会う。その子は重度のジャニヲタだった。その子と仲良くなり、私はあるグループを知る。
それがKAT-TUNだった。そしてその後、ある情報を訪ねられた。
「KAT-TUNのデビューシングル、松本さんが書くって本当?」
マジカ。知らなかった。と思ったら、後日公式で発表された。すごく小さかった覚えがある。B’zの会報で二度ほどKAT-TUNの単語をみた。松本さんちゃんとKAT-TUNの研究した上でのリアフェだったのすごい。
とりあえず、ファンとしてはCDを買う。イケメン揃いだな、オイ。と思ってた。でもヤンキー風味だったのであまりいい印象はなかった。
私のジャニーズ好きは完全にKinkiとV6で止まっていたので、さわやかな?バラエティ?なイメージがあったので、KAT-TUNは異質すぎてあまり興味がなかった。ヤンキー怖い。
と言いつつ、アルバムとシングルは買ったけど。だって松本さんが(略)
その後、その子はデビューしたKAT-TUNに興味を示さなかったので、理由を聞いたら別のジュニアを追いかけていると言った。このとき、私はジュニアにもファンいることを知る。よく考えれば剛健がそれだったのに当時は「ほージュニアにもファンがつくんだぁ」と思っていた。私アホだ。
そしてこの頃のKAT-TUNは飛ぶ鳥を落とす勢いで大人気だった。
その当時、私は相変わらずオタクとB’z好きをこじらせまくっていたので、流していた。ちなみに別のジャニオタ友人は嵐にはまっていた。
「なんで嵐に人気が集まらないの!!可愛いのに!!素敵なのに!」
と常々言ってた。数年後嵐の人気すげーなー、とメールをしたら「今は関ジャニでしょ~!」と言われた。女心はわからない…。今はHey! Say! JUMPだそうだ。若い子好きめ。
そして高校時代、よくよく考えればジャニオタが多いな、と感じた。オタクとジャニヲタって意外と共存してるよね。そしてごくせんみた?とかよく言われていた。
私は基本的に「荒れた生徒を、破天荒な先生が改心させる学校もの」があまり好きではないので、実は観たことないのだ。今も。GTOも同じ理由でみてない。
ジャニオタに囲まれた生活を送っていたにも関わらずほとんどジャニーズに関わることなく高校時代を過ぎた。
とはいえ、このとき私は木更津キャッツアイとかマンハッタンラブストーリーとか観てた。多分当時松岡君が好きだったと思われる。ちなみに木更津はぶっさんにもバンビにも興味なくて、アニが大好きだった。アニ可愛いよ、アニ。なので、ぶっちゃけぶっさんが岡田くん、バンビが櫻井くんだと知ったのは結構最近。自分のダメさにびっくりした。
大学時代に入り、B’zに熱狂する日々を送りつつ、別のアーティストに浮気もしつつ、オタクとしての生活をしていた。
このときもほとんどジャニーズに関わりはなかった。B’zの結晶繋がりで喰いタン観てた。あれ超面白かった。とりあえず一回だけ、と思ってたけど結局2も観た。
でもこのときもジャニーズが出てたから観てたというよりは、面白かったから観てた。
必殺仕事人とかも観てた。多分私、潜在的に東山くんが好きだなと思い始めた今日のこのごろ。刑事7人も観てたわ、そういえば。
結局私は積極的にジャニーズに関わらなかっただけで、割と身近にジャニーズはいた。まるで包囲網だ。
そして社会人になり、ネット友人からの洗脳でKAT-TUNに静かにはまっていく。最初はたっちゃんが可愛かった。甘栗時代可愛すぎるだろ。
そして2013年の年末、私は中古CDショップであるものを見つける。それが
KAT-TUN LIVE TOUR 2012 CHAIN TOKYO DOME
だった。当時、丁度聖が脱退した時期もあったせいだろうか、これがワゴンセールで安くなっていた。理由は未だに不明だが、ありがたい。
これを買って、私は旦那と一緒に観た。そして
中丸雄一に陥落した。
(ちなみに旦那は田口に落ちた)
あの指が堪らない。
あの声が堪らない。
あの帝王なキャラクターがたまらない。
少しずつ洗脳されていくとき、中丸くんはヘタレだと思っていたし、弄られキャラだと思っていた。
確かに彼は弄られキャラだし、ヘタレだったけど、帝王だった。なんだこのギャップ。
私は落ちたら早かった。
CDも買い、DVDも買い、2015年のカウントダウンも見に行った。
そこからオタクのダメな部分が出た。
とにかく調べて、考察したくなった。
調べれば調べるほど愛おしくてたまらなくなる。
考察すればするほどもっともっと観察したくなる。
そして、ジャニーズには横や縦の繋がりが、たくさんあった。そして私はとにかく関わりのある人達を調べたくなる性質があった。めんどくさくて、やっかいだと自分でも思う。でも辞められない、止まらない。
B’zからTMN(松本さんがその昔サポートをやってた)に繋がったように。その場合のジャニーズはとにかく広かった。
NEWS(シゲ可愛い)・関ジャニ…そしてV6に戻った。V6は元々の土台があったので、はまるのは一瞬で、沼に落ちていった。陥落した。ちなみにまーくん担です。まーくん大好きだ。
自分でも思うのだが、何気に自分の周りには常にジャニーズがいた。ドラマにしろ、なんにしろ。ただ自分が興味を向けなかっただけだ。
その興味が向いてしまった。
その様子を身近で見ていた親友が「熱狂的になったのは驚きだけど、元々素質があったからね」と言うのも納得である。ちなみに親友は嵐が好きだ。とはいえ、ライブには一切の興味を示さないけれど。
そして、今私は完全なるジャニヲタライフを満喫している。